■英文多読に挑戦(622冊目)
Author : Niki Danforth
Series :
Genre : Kids, Fantasy, Adventure
YL=4.0、単語数=32000(概算)、ページ数=156、☆3.5
[Kindle Edition]
Moxie Wyoming Woodsonの10歳の誕生日。
彼女は両親が誕生日プレゼントとして彼女自身の馬を贈ってくれることを確信していた。
Moxieは伝説のロディオチャンピオンであるひいおばあさんのGranny Roseに憧れ、
自分も必ず競技大会で優勝したいと思っていた。
ところが若くて元気な馬を予想していた彼女の元にやって来たのは
年老いてヨボヨボのお婆さん馬だった。
落胆するMoxieだったが、贈り主の祖父(Granny Roseの息子)からその馬-Misty-は
彼女にとって必ず特別な存在になるだろうと言われる。
折しも野生のマスタングの群れが彼女の住まいの近くに現れ、それを多くの悪人達が狙っていた。
Moxieはマスタングを助けたいと追いかけるうちに、Mistyの驚くべき秘密を知る・・・
・・・
表紙とタイトルから「少女と馬の友情と冒険の物語」を期待して読んだのですが
(ある意味その通りではあるのですが)、これは完全なファンタジー作品ですね。
MoxieはMistyの世話をしていくうちに、なんとMistyは人間の言葉を理解し
意思の疎通が出来ることに気がつきます。
さらにMoxieがあるアイテムを身に付けることによりMistyにも驚くような変化が現れ、
(ネタバレになるので詳しくは書けませんが)
そこからMoxie達の信じられないような冒険が始まるのです。
個人的には『
Heartland』のようなリアルっぽい人間と馬とのドラマを期待していたので
ちょっと肩すかしではあったのですが、ストーリーはなかなか面白いと思いますし、
Amazon.comでのレビューでも評判は良いようです。
ただ物語があまりにも都合良く進み過ぎて、主人公のMoxieが努力して
自分の力で何かを成し遂げた印象があまり無いのが少々物足りない感じだったかな。
そしてお話がこれから面白くなりそうな所で唐突に終わってしまうのも、
もう少し工夫が欲しかった気がします。
本書はイラスト入りのいわゆるChapter Bookでターゲットは小学生の低学年くらいでしょうか。
全体の英文も易しいですし、最初からファンタジーと割り切れば結構面白く読めると思います。
本作品の本当の主題はマスタング保護の問題提起だと思うのですが、
そう言えば『Heartland』でも同じようなテーマが出てきましたね。
米国では未だに有効な解決策が見つかっていないということなのかな。
ここまでの合計。622冊、単語数=8754524
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