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鬼平犯科帳 (十四)

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本当にノッテマス!! それとは別に、本に没頭したい時期でもあります。 日々理不尽な差別に怒りが収まらないので。。。

裏の釣り書きに、良いこと書いてありました。
『鬼平犯科帳が、時代を超えて現代人の心を強く捉えるのは、部下を束ねる平蔵の”リーダーシップの見事さ”にある。 部下を思いやる心の篤さ、だからこそ部下も我を忘れて働く・・・』
本当に平蔵が上司だったら、こんなに日々怒りと理不尽さに悔し涙を流すこともないんだよな・・・と思うと、ついつい没頭してしまうのである。 
そして今回の内容では、一番泣けたのが『五月闇』。 伊佐次が追いかける盗人に切り付けられ、死んでしまう。 そしてその伊佐次を弔う忠吾が、これまた泣けた。 本当に、通勤バスの中で泣いてしまった。 内容もよかったけれど、最後の解説もとてもよかった。 今度は泣かないように気を付けよう!

ほんと、鬼の平蔵が上司だったらな・・。 一生ついて行くだろうな。

おススメ度: ☆☆☆☆☆

鬼平犯科帳〈14〉 (文春文庫)

鬼平犯科帳〈14〉 (文春文庫)

  • 作者: 池波 正太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2000/09
  • メディア: 文庫



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