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山茶花は見た 御宿かわせみ(4)

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おとといの夜中1時くらいまで夢中になって読んでしまった。 昨夜は後輩の歓送会につき本日記載。

いやはや、ハマってしまいました・・・。 どんどん引き込まれていってしまいますね。 それだけ面白いし、心の琴線に触れるんでしょうね。 ぴったりはまった、というか・・・。 今回はちょっとだけ? 東吾の捕り物劇が多めで、るいと東吾の関係の進展は若干控えめだったかな?

面白かったのは、東吾の友人である畝源三郎に見合い話が!? 源三郎を街で見かけ、一目ぼれしたという水戸の豪商の娘。 源三郎会いたさに、橋のたもとで待ち伏せているという。 源三郎はすっかり困惑しているが、東吾は面白がっている。 そんな中、御高祖頭巾をかぶった女の掏摸が出回っているという。 そういえば、源三郎に想いを寄せる娘も、似たような御高祖頭巾をかぶっている。 そして源三郎の縁談を取り持とうと必死になっていた板倉屋清兵衛は、何者かに殺害されてしまう・・・ その直前に御高祖頭巾をかぶった女と会っていたという? いったい御高祖頭巾の女は何者なのか?

中々面白かったし、東吾がアリバイ探しのために吉原で一晩を過ごし、その共にした遊女が殺されてしまい、るいには内緒で、その遊女の墓を建て、弔ってやった。 なんだかるいのことを思うと、複雑であるが、東吾の実直さが非常に好感的であった。 本当は浮気なんぞしてほしくないとことだが。。。

鬼女もなかなか面白かったし、化け猫のエピソードも面白かった。 『かわせみ』の在庫が切れてしまったので、しばし鬼平に突入し、またブックオフで『かわせみ』の続きを探したいと思う。 続きが早く読みたい!

おススメ度: ☆☆☆☆

山茶花は見た―御宿かわせみ〈4〉 (文春文庫)

山茶花は見た―御宿かわせみ〈4〉 (文春文庫)

  • 作者: 平岩 弓枝
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/08
  • メディア: 文庫



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