バイク・ツーリング 檜枝岐
これからは「思い立ったが吉日」 で行こうと思う。今日は猛暑にはならず天気もよさそうなのでバイクツーリングを思い立った。行先は決めないままいつもの日光方面に、8:20出発。東北道を走りながらどこへ行こうかと考える。選択肢は3つ。1)金精峠を超えて沼田方面か、2)会津田島から只見ダムもいいな、3)それとも以前は秘境と言われた檜枝岐か。日光宇都宮道路に入ったところで3)の檜枝岐に決め、今市インターで高速を降り、会津西街道(国道121号線)に入る。私のお気に入りの道だ。天気晴れ、気温25度前後か。快適に走る。この前交換したタイヤの具合も上々、走りやすいうえに乗り心地もいいしブレーキもよく効く。エンジンも快調、安心して走れる。10:10龍王峡でトイレ休憩と水分補給。
11:00道の駅たじまに到着、旅先でつい食べたくなるのがソフトクリーム、山ぶどうミックスが300円也。道の駅たじまは国道121号線沿いにあるのだが、なんとここは、国道121号線、352号線、400号線の共用(重複)区間、標識も縦に3つ並んでいる。少し走るとT字路に行きあたる、右に行けば会津若松方面、左が檜枝岐、魚沼方面、ここで左折。国道352号線は交通量も少なく信号もないので快適に走れる。が、ところどころ道路工事による片側交互通行があったり、曲がりくねったスノーシェッドも少し走りにくい。あるところには中央線を示す大きな標識が道路の真上にあったりする。相当雪が多い区間なのだろう。あちこちの畑に白いソバの花が一面に咲いている。
12:20檜枝岐村到着。道路わきには「檜枝岐歌舞伎」の幟が並ぶ。とりあえず昼食をと、「まる屋」というお店に入る。「裁ちそば」と書いてある。どんなそばなのだろうか。どうやら作り方によるらしく、そばを切るときに生地を折りたたまずに布を裁つように切ることからついた名前のようだ。お客は老夫婦(失礼)が数組。そば定食(1,100円)を注文したところ、バイクの方にはサービスですといって「そば団子」を一つ出してくれた。こんなこともあるんだ、バイクで来てラッキー。そば定食は裁ちそばと「はっとう」(そば餅)のセット。はっとうはもちもちした食感でエゴマがまぶしてある。見た目よりボリュームがある。ごちそうさまでした。お土産に「生姜の甘辛煮」を買った、530円。
ここまでおよそ220Km、給油なしでは家まで帰れないのでJAのスタンドに寄った。営業中のようではあるが人の気配なし。ドアのところに張り紙と大きなボタン、これを押すと係の人がきてくれるというシステムのようだ。レギュラーガソリン1リットル151円、山間にしてはずいぶん安いと思ったら村から補助が出ているとのこと、なるほど。村人でもないのに恩恵にあずかりました。
帰り道も快調に走る。道がすいていて信号がない、適度なワインディングもありこれほど楽しいことはない。来た時と同じ道の駅たじまで休憩後、国道400号線で塩原経由で帰ることにした。15:15「道の駅 湯の香しおばら」で休憩、マンゴー・ジェラート270円也。とてもいい味だった。西那須野塩原ICからはただただ走って、16:50地元のスタンドで給油、1リットル153円とこちらの方が2円高い。17:10無事帰着。本日の走行距離436.1Km、ガソリン消費量19.4リットル。燃費22.5Km/l。
ライダーの特典、「そば団子」。黄粉がまぶしてあってとてもおいしい。
「はっとう」(ソバ餅)、ソバ5、餅5を練って茹でエゴマをまぶしたもの