中学3年の冬休みのクリスマスの日に
1年半付き合った彼に、別れ話をされた
中学三年生のホワイトクリスマスの夜。
瑞希はイギリスに父親の海外赴任で引っ越す恋人に別れを告げられた。
けれど、二人は航空記念公園にある「天馬」の前で一つの約束をする。
「俺たちが大人になって、どこかで再会して、その時にお互いに恋人がいなかったら
結婚しよう」。これが彼と交わした約束だった。
ふたりは、お互いの夢について語り、彼は宇宙に関わる仕事したいといい、瑞希は、
フルート奏者になると言った。
あれから、瑞希は音大に進んだものの全国から集まったライバルに圧倒され
才能のないことを思い知らされ夢はあっけなく終わった。
26歳になり銀行で働いていたときに中学3年のときの同窓会のはがきが届いた。
瑞希は彼との再会を期待せずにはいられなかった。
同窓会に彼の姿はなかったが友人から彼がつくばの宇宙研究開発センターで
働いていることを耳にする。
そして、彼があの日の約束を覚えていることを。
「再会したときにどちらかが夢を諦めていたらどうするの?」
「もう一人が夢を諦めるまで、ぜったいに諦めない」
瑞希は語る「夢が叶わなくたって、すべてが終わる訳じゃない」
物事は、前向きに考えなさいと言うことです。
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読書を楽しむ「瀬那和章 雪には雪のなりたい白さがある」
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