『いびきは早死のサイン』 鈴木一郎 2003/07
著者は日赤医療センター脳神経外科部長。 いびきと様々な病気との関連についての本。
いびき(睡眠時の呼吸障害)は脳卒中の危険因子。脳外科医がいびきに無関心でいることは、もはや許されない。 居眠り運転の大きな原因が、いびき(睡眠時無呼吸症候群)。
心配の要らないいびきは、次のような一時的な体調不良や加齢が原因のもの。①風邪や花粉症などの鼻づまり ②肉体的疲労 ③ストレス蓄積 ④アルコールの飲みすぎ ⑤睡眠薬の服用 ⑥加齢。
危険ないびきは次のような習慣的なもの。①大いびき ②往復いびき(息を吸う時と吐く時) ③呼吸の速い、せわしないいびき ④突然かき始めたいびき ⑤子供のいびき ⑥音(呼吸)がときどき止まるいびき。
睡眠中ずっと、あるいは頻繁にいびきをかく、「習慣性いびき症」の日本人は2000万人。
日本で習慣的にいびきをかく人の割合は、男性で20%、女性で5%。睡眠時無呼吸症候群の男女比も、おおざっぱに男性8割、女性2割。
睡眠時無呼吸症候群の定義は、一晩7時間の睡眠中に30回以上の呼吸停止(10秒以上)。睡眠時無呼吸症候群の人は日本で200万人。
最近では、睡眠時無呼吸症候群そのものが生活習慣病である、という考え方が医療関係者の間で広まっている。 睡眠時無呼吸症候群が元凶となって引き起こされる合併症には、肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症、心疾患、脳卒中、夜間頻尿、不整脈、記憶力低下、インポテンツなど。
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いびきは早死のサイン
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