まだエイズが発見されて、それほど経過していない暗中模索状態のときに書かれた本です。
エイズの研究が進んでいない時期の本でもあり、内容は小さな章を繋げて、分かっていることを一生懸命盛り込んだといった印象です。 安部英は薬剤エイズで刑事訴訟を受けて、のちに無罪となっています。まさのその訴訟の原因となった薬害によってエイズになった血友病患者のことも出ています。 当時の知識、常識でどこまで防げたのかは分かりませんが、まだ薬害で騒がれていない時期だと思われるので、素直な気持ちが書かれていると思います。 医者が何を考え、どのような判断で、エイズ患者に向き合ったのか。 そのような視点で読むと、また別の見方がでてくるかもしれません。↧





