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小説 「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」

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かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)

  • 作者: 万城目 学
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2010/01/27
  • メディア: 新書
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)

  • 作者: 万城目 学
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2013/01/25
  • メディア: 文庫
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川つばさ文庫)

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川つばさ文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2013/03/15
  • メディア: 単行本
小説 「かのこ ちゃん と まどれーぬ ふじん」 万城目学 角川文庫ほか(¥500 税込) オススメ度 ★★★☆☆ なぜか三種類も発売されていますが、恐らく、 最初は子供向けの媒体で出て、 次に大人も買いやすいように文庫で出たのではないでしょうか。 三種類目はちょっと分かりません。 ↓少しだけ書いてます。少しだけネタバレです。

ローティーン向けかも? メルヘンです。 主人公は、小学1年生の女の子、「かのこ」ちゃん。 バイタリティがあって、面白い子です。 まあ、大人は「面白い子供だ」と思うワケですが、子供は別に面白いと思わないかも知れませんね。 そしてもう一人の主人公は、猫です。 ひょんな事から老犬「玄三郎」と夫婦となり、彼が飼われている家に居ついて、かのこちゃんから「マドレーヌ」と名づけられた雌猫です。 犬と猫が夫婦だから、「夫人」なワケですね。 そして彼女は、時々ネコマタになります。 …この不思議さは、これまでの万城目氏の作品と通底すると思います。 終盤、まあ、はじめから予想できる流れではあるのですが、 「ああ、やっぱり?」 と…。 犬が好きな人も猫が好きな人も泣いちゃう要素があるので、ちょっとマイナス。 ここは裏切って欲しかったな。

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