殿、申し訳ありませんでした(ははーっ)。
ネット社会で一獲千金を夢見る人に降りかかる、 「楽して儲かるのはこの方法だよ」なんていうものは 幻想であるということが、よくわかる本。 世の中に簡単に出来ることなどない。 汗と涙と努力なくしては、何事も達成しえない。 万事に通じる真理なのですね。 頑張っているからこそ、成功しているんだなと、 頭が下がり、刺激されます。 本書は残念な文章を最強の文章へ。 さらには稼げるように文章に変わる為の 秘訣が満載です。 まずWebの文章ってどんなものかを、 イケダ氏は説明しています。 “ウェブ時代の文章は「ストリートライブ」(中略) 偶然通りかかった人の足を止めないといけない” 紙の文章とWebの文章の違いは多くありますが、 この一言に全てが凝縮されていると思います。 紙媒体については、手にする=読むのが大前提になっています。 Webの文章は検索で見つけて開いてみても、 開いた瞬間さようなら・・・なんてことも多いですよね。 なのでまず読んでもらう。その為には、 ① スピード感 ② 人の心をつかむコピー力 ③ ひきつけておく力 が大事です。 心に響いた点は3つ! ① 書くことがキャリアアップにもつながる 私は仕事とブログを完全に切り離して考えていました。 本職と趣味の関係です。 ブログというのは“自分が何者であるかを知らせる最良のツール”。 そう考えると、これを仕事に(本職)に生かさない手はない! 同業者にとって役に立つ情報を発信して喜んでもらう。 コミュニケーションが広がる。 “誰かの役に立てば立つほど、あなたの周りには、 あなたのことを理解し、感謝する人が集まってくるはずです。” なるほど、その通りですね。 毎日8時間も時間を割いていることですもの、 それなりに語れることってありますよね。 アウトプットすることで、 自分の仕事についての理解も深まります。 これは新しいカテゴリーとして考えていこう。 “アウトプットすることで記憶力は高まる”のです。 記事にすることで調べるし、ほんとに自分の為になります。 イケダ氏はことのことを、“外づけのハードディスクを持つ”と 表現しています。 ② 独自のドメインを持つ意味 ブログで稼ぐというと、この話よく出てくるのですが、 これまでイマイチ納得できていませんでした。 ブログ内の広告枠を販売する 規約が変わって、極端な場合はブログの閉鎖に 追い込まれることがある。 というのを読んで、はじめて納得できました。 これは大きい。 ③ 書くことはストレスマネジメントになる 章のタイトルですが、ワタクシ深く頷きました。 リアルな生活の中では、吐き出しにくいこと多いです。 Webの世界でももちろん吐き出せないことがありますが、 リアルよりも自由です。 しかも「書く=可視化する」ことで一度反省してから 公開出来るし、思いを吐き出すことに優れています。 “見えない怒りを言語化することで、自分のなかから逃す” “表現することは自分の癒しでもあり、 それを見ている鑑賞者にとっても癒しとして機能する” どうでしょうか?ブログに書くことで救われたなと 思ったことは数えきれないほどあり、大いに頷きました。 喝っっ!のひとこと。 “ブログと書き、まずは自分が「すぐに賢者の皮をかぶろうとする、 へっぴり腰の臆病者」であることに気づきましょう。” 書いて減るのは時間だけ。 “時間を投資することで、確実にリターンが得られる” “書くだけで人生は変わる” イケダ氏はブログ1本を15分ほどで書き上げています。 私は45分はかかっていますね・・・。3倍です。 私は、プロブロガーになりたいという夢を持っています。 娘が小学校に上がる時にという構想ですが、 本当に踏み切れるのだろうか? 今の仕事が好きだから(これはほんと)続けていという思いもあります。 でも一番の足かせになりそうなのは、コワイカラ。 2足のわらじじゃ、凡人の私は難しいということを痛感させられました。 独自のドメインを得ることもしかり、 一歩踏み出さないと、恐れてばかりでは女神は微笑みませんよね。 本を読んでいる間はさながら滝行のようでした。 書いて道を拓く!書いて人生を変える! そんな勇気をいっぱい貰いました。 そしてブログってやっぱり素晴らしい! これを再認識できました。 ブロガーさんには、ぜひぜひオススメです~♪ 【関連記事】 ★ あっという間に月25万PV??OZPAさんに学ぼう!↧