・極道は蜜を暴く/秋山みち花 BBスラッシュN
シリーズ3冊目。
現在、郁也はロスに長期研修中。
休暇で日本に帰ってきた。
向かう場所は、恋人のところ。
毎回、攻が受に美味しいものを食べさせてくれるが、今回は、富山湾でとれたヒラメの刺身に昆布じめ。
そして、能登のこのわた。
石川県出身在中の私にとっては、別に珍しくないもの。
あぁ、でも、おいしそう。
恋人自らが作ってくれた、美味しい和食。
食べたーい
その前後は、もちろん、えっちシーン・笑。
スラッシュですもん、えっちシーンは多いよね。
今回はなんといっても、喜多村が義弟の真聖を殺した人物に復讐をするのがメイン。
弁護士という職業を捨てて極道になったのは、犯人を見つけて復讐するため。
そのシーンは、以外とあっさりしていた。
数ページで終わった。
極道だから、もっと派手にするのかと思いきや、そんな地味なというか、そんなんでいいのか?と、こっちが拍子抜けしたくらい。
でも、殺したって義弟が帰ってくるわけじゃない。
FBIという組織にいる人間だから、うやむやにされてしまう恐れもある。
喜多村がとった方法がよかったのかもしれないね。
もう彼は社会的に追いつめられたんだもの。
それに、喜多村も罪に問われないし。
喜多村、いい男だね。
もうこれが最後かもしれないと郁也を飛行機のトイレで抱いちゃうところも、いい。
自分の考えを押し付けないで、郁也自身に決めさせるところも、いい。
意地っ張りな郁也に、ちゃんと「愛してる」と言うところも、いい。
料理ができるところも、いい・笑。
すっかり餌付けされている郁也も、最近は素直になってきたみたいで、次はラブラブ?
でも、復習を成し遂げたんだから、これで終わり?
いや、私は、次は、香港に逃げたサカグチが、喜多村に復讐すると思うよ。
★★★☆
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