「野草のロゼットハンドブック」 著者:亀田龍吉 発行:文一総合出版 亀田龍吉(かめだりゅうきち)氏の作品。 自然写真家。 1953年、千葉県生まれ。 人間も含めたすべての自然と、その関わり合いに興味をもち、野草、ハーブ、園芸植物などを中心に、動植物の撮影を続けている。 主な著書・共著書に、『花と葉で見わける野草』(小学館)、『葉っぱ博物館』『街路樹の散歩みち』『ハーブ』(山と渓谷社)、『ここにいるよ』『雑草の呼び名事典』(世界文化社)などがある。 ロゼット(Rosette)の語源は、バラの花だという。 野原や空き地で見るロゼットは、花のような草ということのようだ。 厳しい自然環境に生きる植物の中にはロゼットが基本形の植物もあり、寒さや風雪に耐えながら、少しでも太陽の光を受け止めようと植物たちが身につけた究極の形がロゼットのようである。 本書は、ロゼットの写真を中心とし、種名、漢字名、科名、学名やロゼットの形態、分布、生息環境、草丈、花期、類似種との識別点などの解説などが書かれたハンドブックである。 ニワゼキショウ(庭石菖)、アキノエノコログサ(秋の狗尾草)、ケキツネノボタン(毛狐の牡丹)、メノマンネングサ(雌の万年草)、ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)、ハマダイコン(浜大根)、オオアレチノギク(大荒地野菊)、ウラジロチチコグサ(裏白父子草)、コオニタビラコ(小鬼田平子)、ボタンボウフウ(長命草)など77種、紹介されている。 俳句を置かせて頂く。 夏薊林の雨の衣をとほす 水原秋櫻子
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