<社会主義と王家>
主は仰(おお)せられる、「ユダの王の家に下り、こう宣言せよ。おまえはこう言え、<ダビドの座に座るユダの王よ、王も、家来も、この門を入る民も、主のみことばを聞け。主は仰せられる、公正と正義を守り、盗みの害を受けた者を、しいたげる者の手から解放せよ。異国人と、孤児と、やもめを苦しめず、しいたけず、罪のない人の血を流してはならぬ。この命令をふみおこなったら、ダビドの座に座る王たち、彼らとその家来と、その民は、車と馬に乗って、この家の門から入る。しかし、このみことばを聞かぬなら、私は、私にかけて誓うーー主のお告げーー、この家は、破壊にゆだねられる」。
<罰>
主は、ユダの王の家について仰せられる、
おまえは私にとってガラアドのようであり、
レバノンの頂(いただき)の一つだった。
それでも、私はおまえを荒れ地にかえ、
人住まぬ町としよう。
私は、滅ぼす者をおまえに向かって調えさせ、
おのおのに武器をもたせよう。
彼らは、おまえの美しい香柏を倒し、
それを火に投げる。
人々はこの町の傍(かたわら)を通りすぎ、たがいに仲間と話し合う、「なぜ、主は、こんな大きな町をこうされたのだろうか」。そして、こう答えるだろう、「彼らは、自分の神である主との契約を破り、ほかの神々を拝み、それに奉仕したからなのだ」。
<サルムについてのお告げ>
死人のことで泣かず、
彼を思って悲しむな。
むしろ、発(た)っていく人のために、つらい涙を流せ。
彼はもう帰ってこず、
もうふるさとを見ないのだから。
ユダの王のヨジアの子で、父のヨジアのかわりに王座についたサルムに、主はこう仰せられる、「ここから出る人は、もう帰ってこない。捕らわれて連れていかれることろで死に、もうこの地を見ることはない」。
<ヨヤキムについてのお告げ>
正義を行わずに自分の家をつくる者、
公正を行わずに高殿(たかどの)を立て、
隣人をただで働かせ、
賃金をやらず、
「すばらしい大邸宅と、
広い高殿を私は立てよう」
と言う人は災いである。
彼はそこに窓を開け、
香柏の窓わくをつくり、
それを朱でぬる。
香柏を見せびらかすことによって、
王らしくなったと思うのか。
おまえの父も飲み食いしていたが、
正義と公正を守り、
そして、ことは順調に進んだ。
彼は貧しい者とみじめな者の訴えをさばき、
(そして、ことは順調に進んだ。)
それこそ、私を知ることではなかったか。
--主のお告げーー
ところが、おまえの目と心は、
自分の利益だけに向けられ、
罪なき人の血を流させ、
暴力としいたげを行う。
主は、ユダの王のヨジアの子、
ヨヤキムについて、こう仰せられる、
「ああ、兄弟よ、
ああ、姉妹よ、
人々は、そう言って、彼を悼(いた)みはしない。
ああ、主よ、
ああ、陛下よ、
と言って、彼を悼みはしない。
彼はろばのように葬られ、
引きずっていかれて、
エルサレムの門の外に投げ捨てられる」。
<エルサレムについて>
レバノンに上って叫び、
バシャンで声をあげ、
アバリムの上から呼びかけよ。
愛する者は、みな、滅ぼされたからだ。
おまえが幸せだった時、私は語ったが、
おまえは、「聞くまい」と答えた。
若いころそのようにして、
私の声に従わなかった。
おまえの牧者はみな、風に散らされ、
愛人はみな、捕らわれて行く。
その時、おまえは自分の悪を思って、
恥じ、うろたえる。
ああ、レバノンに住み、
香柏の中に巣をつくる者よ、
陣痛に襲われる時、
おまえは泣き叫び、
子を生む女のように、苦しむことだろう。
<コニアについてのお告げ>
「私の命に誓ってーー主のお告げーー、
ユダの王、ヨヤキムの子、コニアが、
たとえ右手の指輪であっても、
私は、そこから彼を引き抜く。
おまえの命をねらう者の手に、
恐れている者の手に、
バビロン王、ナブコドノゾルの手に、
カルデア人の手に、
おまえを渡そう。
そして、おまえも、おまえを生んだ母も、
自分の生れなかった国に追いだし、
そこで死なせる。
彼らは帰りたいと慕(した)う国に、
ぶたたび帰れない。
コニアは、卑しい、壊してもいいつぼだろうか。
それとも、みなからきらわれるつぼだろうか。
なぜ、彼とその子孫は追われ、
見知らぬ国に投げ捨てられるのか。
地よ、地よ、地よ、
主のみことばを聞け。
主は仰せられる、
「この人を、子のない人として、
一生の間、成功しなかった人として、
記録にとどめよ。
彼の子孫からは、
だれ一人、
ダビドの座に座らず、
ユダを治めることはない」。
罪と罰〜神様のアリバイ〜 by Acid Black Cherry
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