宮田昇/〔著〕
出版社名 : みすず書房
出版年月 : 2013年5月
ISBNコード : 978-4-622-07762-6
税込価格 : 2,310円
頁数・縦 : 237p・20cm
図書館にまつわるエッセー。
目次を眺めていると、ある本を取り上げ、それを無理やり(?)図書館に関連付けて書いているようにみえる。三題話のような……。
【目次】
はじめに 図書館は「公立無料貸本屋」ではいけないのか
出版社がこしらえた図書館
『広辞苑』と『第二の青春』
『未刊行初期短篇』の公表
貸本屋と漫画喫茶
キングと『夏草』
『われらにとって美は存在するか』
『彼もまた神の愛でし子か』
『ドクトル・ジバゴ』とアメリカ文化センター
『アメリカの出版界』と図書館
『リリアン』と『オリンピア・プレス物語』
『蜩ノ記』とペーパーバック
『裏通りの紳士』と開架
ジャレッド・ダイアモンドと運営委託
『暁の死線』と地域の図書館
『点と線』と書評の役割
『町奉行日記』と電子書籍
「異聞浪人記」と『地の広場』
むすび インフラとしての図書館
【著者】
宮田 昇 (ミヤタ ノボル)
1928年東京に生まれる。雑誌「近代文学」、早川書房編集部、タトル商会著作権部を経て、日本ユニ・エージェンシー創設、元代表取締役。日本ユニ著作権センター創設、元代表理事。受賞歴:第1回出版学会賞佳作(『朱筆―出版月誌1968-1978』)、第21回日本出版学会賞(『翻訳権の戦後史』)、2002年度著作権功労賞。
(2013/8/14)KG
〈この本の詳細〉
honto: http://honto.jp/netstore/pd-book_25557798.html
e-hon: http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032924341