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伊坂幸太郎【陽気なギャングの日常と襲撃】

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本屋さんで【・・・・が地球を回す】を買った時に
同じような装丁で隣に有ったので
上下巻なんだなぁって間違えて買っちゃったものです。
016.JPG
別に上下巻でも、続編扱いでも読む方の問題としては
大差ない様に思えますが、
このお話は、【・・地球を回す】で登場した個性豊かなキャラクターを
一人一人別々に取りあげ、スピンオフのような短編を書き、
それを最後に加筆しまとめた物だそうです。(なんのこっちゃ?(゜_。)?(。_゜)? ですよねぇ)

ひとつの事件が起き
その事件に関わった何人かの人物の視点で
事件のあらましを重層的に再現していく・・というような手法。
すこし前にくらもちふさこさんて漫画家さんが
「駅から5分」っていう漫画でやっていた手法ですね。
なにか特別の言い方が有った様な気がしますが・・(^、^*)

確かに「ああ、ここはさっき彼が現れたところね」など
ふんふん(・_・?)なるほど、そういう流れだったのかぁ~って
楽しみながら読めるのですが
ビール飲みながら、だらけて読んでいると
なんだかワケの分からない事になり
また前のところを読み返したりして、なんだか手間暇かかってしまう( ̄△ ̄;)
(素面で読めばスムーズに読めるんでしょうけれども・・)

まぁ、そんな読む側の都合はともかく
前作で、4人のギャングの特性を知り尽くした者にとっては
この上なく面白いお話で、あはは(⌒▽⌒)あはは(⌒▽⌒)と、
笑いながら読めるという点は、しっかり請け合いますよ

毎回力説していますが
彼の小説はとにかく登場人物同士の会話が最高
何故こんな面白いやり取りを書けるのかしらんって
舌を巻いてしまう( ̄▽ ̄)=3

彼の作品は未読のモノもたくさん有るので
時間をかけて、ゆっくり楽しもうと思っています!!

先週の土曜日は東京湾大華火大会でした。
我が家から、車なり徒歩なり少し出掛ければ
綺麗に観られるポイントが有るのですが
「この暑いのに花火見に行くより
うちで横になっていた方がいい<( ̄^ ̄)>」という
有り得ないウチの男性軍!!!

でもまぁ~以前は自宅のベランダからは
少しも見えませんでしたが、最近の花火は開くポイントが高くなってきたのか
けっこう楽しめました
130810_2008~01.jpg


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