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永遠の0

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永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)

  • 作者: 百田 尚樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/07/15
  • メディア: 文庫
<内容> 「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくるーー。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。  終戦記念日間際だからって理由でもないけど読んでみました。読むのにすごく時間がかかってしまいました。って言うのも、主人公の健太郎たちの実の祖父・宮部久蔵の話に入るまでの戦争の描写が長すぎて…。戦争の悲惨さを描くにはちょうどいいのかもしれないけど、宮部の生きざまを描くのならもう少し端折ってもいいのかな。  百田さんの作品を読むのはこれで2作品目。「風の中のマリア」でも思ったんですが、たぶん百田さんは小説(フィクション)を使って現実(ノンフィクション)を描きたい方なんだな…って思いました。まぁ、2作しか読んでないからあたっているのかどうかよくわかりませんが。しかし、正直私は百田さんの文やキャラにあまり魅力を感じないので今後は手を付けない気がします。  さて、この作品。映画化されるそうですが宮部役を岡田准一さんが演じるそうです。う~ん。岡田さんですか…。私的には違うな…。私的には堺雅人さんとか大沢たかおさんとか吉岡秀隆さんとかなんですよね。物静かな雰囲気があって、その中にも狂気がだせる役者さん。岡田さんは物静かって言うより堂上教官(by図書館戦争)のような熱い役の方が似合う気がする…。

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