「東城大学病院を破壊する」―送られてきた一通の脅迫状。田口&白鳥は病院を守ることができるのか。エーアイセンター設立の日、何かが起きる。愚痴外来の医師・田口公平&厚生労働省の変人役人・白鳥圭輔の凸凹コンビが、大学病院内で次々に起こる難事件に立ち向かっていく、大人気メディカル・エンターテインメント・シリーズ、いよいよフィナーレへ。(Amazonより抜粋)『チーム・バチスタの栄光』から始まった「バチスタシリーズ」が完結したようです。 完結?? と思ってしまうような内容でした。 たしかに、登場人物は多いです。でも、会議ばかりで事件はほとんど起こりませんし、Aiに対する決着もなんだか中途半端な感があります。また、このシリーズを全部読んだり観たりし、関連する作品も何冊か読みましたが、少なくても「バチスタ」シリーズだけでは足りなかったようで、イマイチ作品に入り込めなかったです。 この著者の作品は何冊も読んでますが、熱烈なファンではないので読んでない作品も多いため、今回、「バチスタ」シリーズを全部読んだことを一応確認して購入しただけに、「『バチスタ』シリーズだけでは足りなかった」というのは少々残念です。そしてそれを読んでる途中に『螺鈿迷宮』を購入したのですが、そちらを先に読むべきだったようで、かなり脱力な状態です。
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ケルベロスの肖像
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