ショートショートって珍しいのではないでしょうか。ややブラックテイストが多くて好き嫌いが分かれるかもしれません。 流れ星に導かれ、辿りついた不思議な博物館には、壮大な宇宙の物語から、覚めない悪夢、ささやかな記憶のかけらまで、たくさんの物語がひっそりと展示されていた。予言する雄牛の謎や、金星蟹のかくも不思議な味、奇妙な質問を繰り返すATMの目的とは……。そしてこの「物語を収集する」博物館自体にも、隠された意外な秘密が? 小さな物語の中に大きな驚きと感動をぎゅっと凝縮。大好評、『星町の物語』の姉妹編にあたる、魅力あふれるショートショート集! (出版社HPより) 黒猫の学芸員に導かれて博物館を巡るという仕立てになっています。 第一展示室は黄道十二宮の星座に因んだSFっぽい作品、第二展示室は迷宮をテーマにしたもの、第三展示室は悪夢がテーマに、第四展示室は思い出をテーマにとバラエティに富んでいます。 パラパラ漫画もあって遊び心満載です。 30年の作家生活で発表した物語を集めた作品集らしく、やや統一感に欠けるものの、それぞれの作品のテイストを堪能できます。 1編が短いのもお手軽でいいですね。 前作に『星町の物語』という本が出ていたのはノーチェックでした。読まねば。
↧






