「フィガロの結婚」 ボーマルシェ作 辰野隆訳 (岩波文庫) 召使のフィガロが、愛し合う女と結ばれるため、伯爵と張り合う恋の戯曲です。 「セビーリャの理髪師」の続編で、モーツァルトの歌劇でも有名な名作です。 岩波文庫から出ている訳は、1952年のもので、少し読みにくいです。 しかも、品切れ状態(ただし、現在アマゾンで1円)。新訳化を願っています。
フィガロはかつて、主人である伯爵の恋を成就させるために、大活躍しました。 しかし、伯爵の恋は醒めて、こともあろうにフィガロの婚約者を狙っています。 伯爵の計略を知ったフィガロは、婚約者のシュザンヌを守るため立ち上がります。 そして伯爵を相手に、さまざまな手を使って対等に渡り合い・・・ 前作同様、何といってもこの戯曲の魅力は、生き生きしたフィガロにあります。 しかも、フィガロは進化しています。もう、ただの下僕ではありません。 主人である伯爵に対して全く臆せず、かえって相手をやり込めてしまいます。 いつも陽気で楽しく、決して諦めずしぶとく、勇気と機知で活躍します。 フィガロの姿は、作者ボーマルシェ自身です。 ボーマルシェもまた、階級社会をものともせず、才能を武器に生き抜きました。 フィガロとボーマルシェの活躍は、フランス革命直前の社会を象徴しています。 当時の雰囲気が肌で感じられるという点で、とても興味深い作品です。 「フィガロの結婚」が出た数年後、モーツァルトはこれを歌劇にしました。 定番はベーム盤ですが、長いし高い。とりあえず何でもいいからハイライト盤。![モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」K.492 カール・ベーム指揮 ウィーン国立歌劇場日本公演 1980年 [DVD] モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」K.492 カール・ベーム指揮 ウィーン国立歌劇場日本公演 1980年 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51OprI6vsBL._SL160_.jpg)
モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」K.492 カール・ベーム指揮 ウィーン国立歌劇場日本公演 1980年 [DVD]
- 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
- メディア: DVD

- アーティスト: カラヤン(ヘルベルト・フォン),モーツァルト,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2011/04/06
- メディア: CD







