最近読んだ本(…といっても、青空文庫からダウンロードして、スマホで読んだものですが)の所感です。あくまで個人的な印象ですが。。 「彼岸過迄」 夏目漱石 「行人」、「こころ」と続く後期3部作の最初の作品ですが、主人公の抱える懊悩の深さが、「行人」や「こころ」の主人公のそれに比べると、やや浅い感がありました。 「人間失格」 太宰治 ・・・うーんこのテの本は、私には合わなかったようです。4分の3読んだところで、挫折しました。。 「宝島」 スティブンソン 子供の頃読んだものを久々に再読しましたが、これは理屈抜きに面白かったです。結構な長編ですが、一気に読み切ってしまいました。「ジキルとハイド」もそうですが、彼の作品には読者を強く引きずり込む「何か」(しいて言えば、ストーリー立ての面白さ)があります。 あとは、本当の文庫本で、村上春樹の「1Q84」を読んでいます。ようやく最終巻までたどりつきましたが、読了までには、まだかかりそうです。。
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