| 正義をふりかざす君へ 作者: 真保裕一 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2013/06/11 メディア: 単行本 |
地元で記者をしていた不破勝彦はホテルなどを経営する地元の名士の娘
神永美里と結婚しホテル業へ転身した。
しかしホテルが不祥事を起こし妻とも不仲になり故郷を逃げ出したが
7年後、別れた妻・美里の不倫相手を救うために故郷に帰ることになる。
しかし故郷で不破を待っていたのは悪意に満ちた地元の人間と
7年前のホテルの死亡事件だった。
故郷を捨て都会で暮らす不破勝彦に7年前に別れた元妻の美里から
助けて欲しいとの連絡を受け不破は7年ぶりに故郷に帰ります。
美里宛てに不倫相手で市長選挙に立候補している朝比奈亘と美里の
ツーショットの写真が送りつけられてきたというのです。
そして美里は写真を送りつけた人物を探って欲しいと不破に相談します。
7年前、義父が経営するホテルで不祥事が起き故郷を捨てた不破に
地元の人間は冷たく応対します。
そして写真を送りつけた人物を探ろうと行動する不破を何者かが阻止しようとします。
私はもう少しミステリ色が強いほうが良かったな~という感じが
しましたけど真保さんらしい作品だったと思いました。