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レ・ミゼラブル 2

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タイトル    レ・ミゼラブル  2 作者     ユゴー (あらすじとデータ) 政変、戦争を背景に、乱れる社会。 ジャン・バルジャンは脱獄し、不幸な女の遺言を果たすため、少女コゼットを取り戻す。 (私はこう読んだ) どうして、巻が新しくなるごとに、冒頭100ページ近くも主人公から話がズレる構成か? と。 ちと疲れる、レミゼの原作です。 なるほど、これは挫折率が高そうな・・・(笑) 要するに、いわゆるエンターテイメント作品じゃないんですよね。 歴史風俗記と説教のあいのことでも申しましょうか。 現代の感覚でいくと、そういう部分が長すぎるような。 このへんがモンクリと違って、「新聞小説」じゃないあたりなのかな。 2巻の読みどころは、銀の燭台に次ぐ、レミゼの代名詞的エピソード、「水を汲みにいくコゼット」です。 そして、子連れ逃亡者ジャン・バルジャンに迫りくる警部ジャベールと、「早過ぎた埋葬」でしょうか。 意外とサスペンスフルなのです。
レ・ミゼラブル (2) (新潮文庫)

レ・ミゼラブル (2) (新潮文庫)

  • 作者: ユゴー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1967/07/04
  • メディア: 文庫

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