今日の本 「ビートルズから始まるロック名盤」(中山康樹/廣済堂新書:13年)
オビには、「1960年代後半、ロックが最もおいしかった時代!」との文字が。
昨年のリリースであり、少し時間が経っておりますが、ようやく読みました。
著者は中山康樹氏。元「スイングジャーナル」編集長。
「マイルスにいちばん近い日本人」といわれているとのこと。
本書、2009年にリリースされたオリジナル版に10枚の名盤を
追加した、増補・改訂版。
60枚のアルバムにて、60年代のロックを俯瞰する内容。
一般書籍であり、有名どころをピックアップ。
でも、フランクザッパを2枚、そしてキャプテン ビーフハートも
登場するあたり、少々マニアックな側面も。
私が特に気になったのは、ボブ ディラン。
今なお現役の方でありますが、なんと、3枚のアルバムをセレクト。
う~ん、有名曲は知っておりますが、アルバム単位では未聴。
紹介された作品あたりから、聴いてみねば。
さて、70年代編のオリジナルは、2010年にリリース済。
こちらの「増補・改訂版」はリリースされるのでしょうか。
読んでみたいですね。
