つい先日も、危険ドラッグを吸っている男が隣人の女性を斬りつけるという事件が起こりましたね。こんなに、ニュースやらなんやらで危険性を訴えているのにって思うけど、ドラッグをやるような人はそもそもニュースなんて見ないですかね。 さて、著者はかつて麻薬をやっていたそうです(過去形)その時の指名手配写真じゃあるまいしってくらい著者近影の顔が怖いですが、それはたまたまなんでしょうか(苦笑) 内容としては、脱法ドラッグ(危険ドラッグ・脱法ハーブ)が巻き起こした事件から始まり、製造業者へ潜入や、夫が危険ドラッグにはまってしまった家族の克服の記録とかが載っています。 もちろん著者は、化学系の専門家ではないので薬物の詳しい構造などが載っているわけではありません。そちらを知りたい人はもっと専門的な本をどうぞって感じです。むしろ、↑のような経験を生かし(?)危ない場所に潜入取材の内容の方が貴重かな。少し怖かったのは、脱法ドラッグを作っている人ってヤクザとか借金の方に無理やり働かされている人ってイメージがあったけど、普通に職安経由で雇われた普通のおじさん・おばさんってところが…。マジですか??ってことは家族が知らないうちに巻き込まれている可能性もあるのか…。
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