「スタンフォードの自分を変える教室」はすごい売れた本で、前から買ってはいたんですが、なかなか読まずにインテリア化していました。ちょっと気分を変えるために読み始めましたが、第1章だけ読んだのところで、ちょっと感想をば。
冒頭から、「意志力」なるものが大事だと説いています。最初に大事なのは自分を分析すること。自分のことが分からなければ、対処のしようもありません。そのためには自分を理解することが大事だというのです。
禁煙したいけどなかなか出来ない、ダイエットしたいけどつい甘い物を食べてしまう。目標を達成するためには自分をコントロールする必要があるわけですが、それには「意志力」が必要だというわけです。確かに禁煙するためには、吸いたいという気持ちを抑えなければならないし、ダイエットするためには食べたいという気持ちを抑えなければなりません。
そんなこと分かっているけど、意志力が弱くて、途中であきらめてしまうのが多いのが現実です。そういう人のための意志力を鍛えるためには良い本なのかもしれませんね。私は悶々としていた気分を晴らすために読み始めましたが、色々役に立ちそうな内容になっていそうです。だから、売れたのでしょうけどね。
この本は10章で構成されていて、10週間の講義を受講するようなかたちで構成されていて、早い人はすぐにでも読み終わるのでしょうが、章ごとに重要なポイントが解説されていて、それを適度なペースで進めることを推奨しています。
第1章の最後にちょっとした瞑想の方法が書かれています。瞑想を習慣的にするだけで、「意志力」が鍛えられるとのことです。これをちょっと習慣にしてみて、自分がどう変わっていくか試してみようと思います。
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