■英文多読に挑戦(544冊目)
Author : Ann M. Martin
Series : The Baby-Sitters Club #10
YL=4.4、単語数=24949、ページ数=99、☆5.0
[Kindle Edition]
長い夏休みが終わって、BSCのメンバーは全員中学の最上級生(8th grade)になった。
しかし誕生日が学年で一番遅いMary Anneだけはまだ12歳のままだった。
Mary Anneはあるアイドルの男の子に夢中だったが、新しく転入してきたLogan Brunoが
そのアイドルに似ていて、彼女は彼に一目惚れする。
新学期になって学校の行事が多くなってBSCのメンバーは皆忙しくなり、
またベビーシットの仕事も増えて全てを受けられなくなるかもしれないと悩むが、
その時BSCに加わりたいと申し出たのが、なんとLoganだった・・・
・・・
いやあ今回は面白かったなあ、なんか最初から最後までニヤニヤし通しでしたよ。(^^ゞ
週3日のミーティングは彼女達にとってはもちろんビジネスの場なんですが、
女の子5人が集まったらそれで終わるわけが無く、ガールズトーク全開となるわけです。
しかしそこにLoganという男の子が加わったら当然いつもとは勝手が違い、
Claudiaがうっかり下ネタっぽい話を振ったおかげで気まずい雰囲気になってしまいます。
クラブとしては彼をメンバーとして迎えるかどうか悩むことになるのです。
そのLoganくんは、嫌みが全く無い爽やかな良いヤツなんですが、
タイトル通りMary Anneのことを好きになって、彼女をダンスパーティに誘います。
Mary Anneにしてみたら一目惚れしているわけですからもちろん断るはずがありません。
しかし元々シャイで奥手で男の子に免疫の無い彼女はLoganとの距離がなかなか掴めず、
会話や行動がギクシャクしてしまってもどかしい思いを感じてしまいます。
Loganは結局BSCに入るのか、Mary Anneとの仲はどうなるのか、は読んでのお楽しみですが、
中学生の頃の自分を思い出しながらついつい口元が綻んでしまいました。
実は今回一番印象に残ったのはKristyだったりします。
物心ついた頃からMary Anneに対しては保護者のような立場だったのが、
気付いたら相手はいつの間にか自立して、
そして今回はなんとグループで唯一ステディなBFが出来るかもしれないわけで、
「いつの間にか逆転してしまった」と思う彼女の気持ちが痛いほど分かります。
男に縁の無い約2名(KristyとDawn)がお泊まり会をして、デートで映画を観に行った2人が
いまごろどうしているかしらと悶々しながらため息をついているのは切ないよなあ。
(この場面では思い切り笑ってしまったのはナイショ)
しかしMary Anneはスポットが当たる度に大人への階段を駆け上って行きますよね。
もしかして次の当番回にはついにせ (>_<)☆\(^^;) バシ!
(せがのびるって書こうとしたんですよ、念のため)
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