似ていることばって、日本語ではたくさんありますよね。
同音異義語ってやつです。
辞書を引いても、わかりにくいところですが、このたび、非常に面白い本を見つけたので、紹介したくなりました。
私が説明するより、見ていただいた方が早いと思いますので、まずは2点ほど、写真を見てください。
こんな感じの写真集のような本なので、誰でも楽しめると思います。
写真が大きく載っているので、視覚的なインパクトも大きく、なるほど!と納得することができます。
写真の力って、インパクトがありますよね。
これが、もし動画だったら、ここまでの訴えかける力は出ないと思うんです。
なにかで聞いたのですが、動画は想い出再生装置としては、今ひとつなんだそうです。
なぜかというと、動画は見るのに時間がかかるからです。
しかし、写真では、一枚ぱっとみれば、すぐに記憶が蘇るのです。
記録という意味では、動画の方がより細かく、どのように動いていたかとか、周りの音がどうだったかとか、細かく記録できます。
その点でいえば、動画も記録としては非常に優秀だと思うんです。
しかし、写真は時間がかかりません。一瞬で想い出にアクセスできるんですね。
正確ではないかもしれないですが、あーあんなことあったなとか、こんな事しゃべってたっけなとかね。
要はケースバイケースなんですが、今回の本のように、両方を見比べるには、写真の力ってのはすごいと感じざるを得ません。
中学生に見せて、かんたんな頭の体操をしてみたことがあるのですが、写真をみせただけで、「おおー!なるほど!」とすぐに理解してくれました。
これを、言葉に直して表現すると、小難しくなるのですが、写真ってやっぱりすごい。伝える力が強いです。
もし、私がカメラをもっていって、写真を撮りまくっていたりしても、ここまでのインパクトのある写真が撮れるかどうかわかりません。
そこは、さすがのプロのちから。
なんとなく眺めていても楽しいし、写真の次のページには、解説やコラムも載っていたりして、大人でもこどもでも、幅広く楽しめると思いました。
ぜひ、手にとってみていただきたい一冊です。
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本:似ていることば
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