データベースより 俺は神崎達也。職業、刑事。美人のフィアンセを残して無念にも射殺された…はずが幽霊に!?しかも犯人の上司が密室状況で何者かに殺されて…。いったい真犯人は誰なんだ!そして俺はどうなってしまうんだ!ミステリーとラブストーリーが融合、二〇〇一年度本格ミステリー・ベスト10入りの傑作。 ミステリィ部分は有栖川先生、と言う感じでしたが、 恋愛部分は有栖川先生らしくない…と思ってしまいました。 有栖川作品てあまり恋愛の匂いプンプンという感じじゃないですもんね…。 犯行に関わる謎の部分は面白かったです。 けど、誰かあれ、砂糖と間違え薬を珈琲に入れて飲んでしまわないのかしらん とか思いました。 課長さんが情けないというか、本当、あれでよく出世できたものだと。 犯行の動機はまぁそんなものでしょという感じ。 ラストは、恋人さんと意思疎通できてるよなぁとちょっと幸せ感感じた読後です。 ああ、最後の余白は、まだそこにいるかもしれないという思いですか。 あと、消えていく思いかな?
↧