「砂漠の鷹が愛でた獲物」

・砂漠の鷹が愛でた獲物／ふゆの仁子　B-PRINCE文庫

ふゆのさんの、アラブもの。 アラブの王子×日本企業のロス支社で働いているアラブ語がわかる日本人。 ホテルの会場のバーで出会って、そのまま彼の部屋へ。 そして、激しく愛し合う。 王子に来て欲しいと乞われるが、うーん、なんか私、信じられない。 王子の気まぐれじゃないの? でも、その考えは違っていた。 本当に、王子はそうして欲しかった。 愛しているから。 そうなんだ。 それから、王位継承問題に巻き込まれ、狙われる。 その狙われ方が、半端ない。 拳銃で撃たれ(掠めただけで済んだが)たのが、最初。 それから、王子と彼の国に行こうとする。 狙われているから、なかなか着かない。 最後まで着かなかった。 そう、着かなかった。 なんちゅうところで終わるんや！ しかも、狙われた真相は別の所にあって、そんなに大それた理由じゃなかった。 あんなに苦労したのに(その分ふたりの愛が深まったが)。 あっけなく終わったよ。 この話、続きがあるのか? なんか、あるようなないような。 うーん・・・。 最初のえっちシーンは、長め。 なかなか終わらない。 たっぷり時間をかけて書いてある。 途中までしか書いてないのに。 ★★☆