■英文多読に挑戦(539冊目)
Author : K.J. Emrick
Series : A Darcy Sweet Cozy Mystery #1
YL=4.5、単語数=32000 (概算)、ページ数=110、☆3.5
[Kindle Edition]
Darcy Sweetは自分のことを、Misty Hollowという小さな街でSweet Readという
書店を営みながら幸せに暮らしている29歳のごく普通の女性だと思いたかった。
しかし彼女の「あちら」の世界と繋がる能力は、
いつも彼女を不可解な状況に引き入れようとした。
Darcyは街の創立記念日のフェスティバルで隣人で友人のAnnaに出会うが
彼女は尋常では無い様子で何かに怯えていた。
その夜、飼い猫Smudgeに導かれるように隣家を訪れたDarcyは
そこでAnnaの他殺死体を発見する・・・
・・・
コージーミステリとは居心地の良い居間で紅茶でも飲みながらくつろいで読むミステリ。
Wikipediaによると、コージーミステリの特徴は
住人同士がほぼ全員顔見知りであるような田舎町を舞台とし
主人公の探偵役となるのはその町に住む女性で
主人公の恋愛などのロマンス要素も含み
暴力表現を極力排除している
のだそうですが、
もし世の中にコージーミステリメイカーなるソフトがあって、
登場人物の名前やあらすじを入力して実行ボタンを押すとこういう作品が出来るのでは
と思うほど本作は見事に上記のテンプレを満たしています。(^^ゞ
では心地良く読めたのかというとどうもそうとは言えず
主人公Darcyさんは、Annaの死に対する警察の捜査が進展しないことにジリジリして
(といってもまだ1日くらいしか経っていない)、自分で事件を解決するしかないと決意し、
その後はやりたい放題。(^^;
あちこちに不法侵入しまくり、彼女の言葉で誤認逮捕もたびたび、
下手したら自分自身が逮捕されても不思議ではありません。
また彼女は霊的な能力を持ち、過去の出来事をフラッシュバックさせることが
出来たりするのですが、それが捜査に役に立っているようには思えず、
何のための設定なのかもよく分かりません。
やっていることは児童書の少年少女探偵とあまり変わらず、
彼女の言動は読んでいてどうも居心地が悪くてコージーになれないのが残念でした。
特筆出来るのは英文難度の低さで、大人向け(たぶん)の小説としてはかなり易しく、
一冊のボリュームもそれほど無く、価格もKindle版が100円ほどなので
多読には向いているかもしれません。面白いかどうかは人それぞれということで。(^^ゞ
シリーズは10冊以上出ていてそれなりに人気もあるようなので、
もう1冊くらいは試してみてもいいかな。
ここまでの合計。539冊、単語数=6191823
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