<内容> 徳川綱吉の時代。東北の小藩・香山藩仁谷村で謎の逃散事件が起きる。山中で大怪我を負い倒れているところを助けられた仁谷村の子ども蓑吉は、この世のものではない怪物に襲われたことを話し出した 東北のどこかにある架空の藩だと宮部さんは言っていますが、地図が最初の方に載っています。場所を見ると現在の福島県の南会津地方あたりなのかな? 宮部さんのことなので相変わらずの長文です。そして、第1章がなかなか話がすすまなくて少しイライラしました。登場人物の紹介なのでしょうがないと言えばしょうがないんですけど。怪物(つちみかどさま)が現れてからは楽しめました。 ただ、人物描写が浅いのか誰かに感情移入して読むってことはできなかったですね。蓑吉・朱音・直弥・宗栄の4人の視点に分散しちゃったのはやっぱ痛いかも。朱音と蓑吉にしぼった方が読みやすかったのかも。 面白くなかったわけではないけど、荒神絵巻の方でも正直よかったかな…って思いました。
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