浅見光彦が教育現場へ。
これまでの作品にない新たな試みですが、
事件の謎そのものはある種教育現場では「王道」なのかもしれません。
この物語に書かれている話は大分での事件がヒントに
なっていると著者自身が述べています。
今回は光彦が全く未知の世界へ入っていくという事で、
事件そのものより、光彦自身の教育界への見方とか
思いとか、そんなのが描かれていたのがおもしろかったですね。
しかし久々に浅見家で「浅見祐子」の名前が出たなあ・・・
教室の亡霊 (中公文庫)
- 作者: 内田 康夫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2013/05/23
- メディア: 文庫