1980年代。シモンズドラムやJupitar8といったエレクトロニクス楽器全盛で、日々新しいサウンドが試されながらテクノやエレクトロ系列の新しい才能が次々に生まれていた時代。 そんな音楽シーンの中で、ジョン・フォックスはクラフト・ワークに続く存在として、一部の熱狂的ファンから高い評価を受ける、やはり孤高のアーティストでした。細野晴臣によってYMOが結成(1978年)される前年、ジョンはウルトラヴォックス!(1977年)としてアルバムを発表、シンセとコンピュータを駆使したその独自路線は、セールス的にはふるわなかったものの、ニュー・ウェイヴの先駆けアーティストとして多くのフォロワーを生みました。その後、78年にバンドを脱退。以後ソロとして活動していきます。 1983年には来日公演(厚生年金会館)も行われました。勿論見に行きましたが、ヴォーカリストとしては正直苦しいところもあって、微笑ましく応援したことを覚えています(笑) John Foxx - Live on Spanish TV 1983
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