【あらすじ】
大学生の東郷唯は崖っぷちに立たされていた。アメリカで就職した義兄・千流の帰国が決まったからだ。唯は幼い頃、女の子に間違われるほどの美少年で、大好きな千流の跡を追いかけてばかりいた。そんな唯を、千流も猫可愛がりしてくれていた。今の唯はごく地味な大学生で、美少年の面影は欠片もない。こんな姿じゃ千流に再会できない…(泣)そこで友人の美青年・正也を身代わりに仕立てたが…。2013年4月刊。(白泉社・花丸文庫より) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 作品お気に入り度 ★★★☆☆ 挿絵お気に入り度 ★★★☆☆ 感想。。。 面白かったーーーっ! いろいろツッコミどころはあるものの、ワタシはこういう弟に激甘、兄にベタ惚れな(義)兄弟BLは大好物なので、もう大満足な物語でした^^ 例え盗聴がなくても、母親から写真を送ってもらっていなくても、いくら面影はないとは言え、中学生あたりから5年くらいじゃ(入れ替わりは)騙せないでしょ(笑) きっと千流も分かってるはず。。。 そう思いながら読んでても、千流に冷たくされてる唯がちょっとかわいそうで、何度もキュンキュンさせられました。 千流の唯に対しての思いは激甘だけでなく、愛ゆえの腹黒っぽさも含まれてるんですよねー(笑) でもそれがまた甘々の2人のスパイスになってて始終ニマニマ(^^) 同時収録にお騒がせ正也カップルの話も入ってて、読み応えたっぷり! とても楽しかったです(=^^=) 陸裕さんの絵も素敵でした^^ カバーイラスト、いいですねー^^ 唯が抱っこしてるクマのぬいぐるみ「ちーたん」が物語の鍵を握ってます(笑)