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モヒカン族の最後

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 「モヒカン族の最後」 クーパー作 犬飼和雄訳 (ハヤカワ文庫)  白人の猟師とモヒカン族の戦士を中心に、インディアンの争いを描いた名作です。  フレンチ・インディアン戦争時のアメリカを背景にした歴史小説です。  映画「ラスト・オブ・モヒカン」公開の、1993年にハヤカワ文庫から出ました。  しかし、現在は品切れです。私はアマゾンで古本を手に入れました。
モヒカン族の最後〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)

モヒカン族の最後〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)

  • 作者: ジェイムズ・フェニモア クーパー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1993/02
  • メディア: 文庫
 18世紀後半の北アメリカでは、イギリス軍とフランス軍が領土を争っていました。  部族間で戦っていたインディアンは、その争いに巻き込まれ、利用されていました。  主人公は白人のホークアイ。鷹の目を持つ男。銃で狙った獲物は必ずしとめます。  その親友は、モヒカン族のアンカスと、その父チンガチグック。有名な戦士です。  彼ら三人は、道に迷って困っている一行に、たまたま出会いました。  イギリス軍の少佐ヘイワードと、司令官の2人の娘コーラとアリスです。  この一行を案内していたのは、ヒューロン族のマグワ。  彼らとの偶然の出会いが、長い冒険の始まりでした。  奇襲、銃撃戦、脱出、救出、追跡、変装、対決、そして大虐殺・・・  憎しみ、恨み、祈り、そして、愛情と友情・・・  最後までワクワクしながら読みました。  歴史小説というより、冒険小説です。ハヤカワ文庫から出ていますし。  歴史的事実を踏まえているため、臨場感があります。  物語の中心になる「ウィリアム・ヘンリー砦の大虐殺」は、実際にあった事件です。  さて、戦いの構図は複雑です。イギリス対フランス。モヒカン族対ヒューロン族。  しかし根本的には、白人対インディアン。  マ グワは狡猾な悪党ですが、見方を変えれば、白人の侵入による犠牲者です。  白人に与えられた酒によって、堕落させられたのですから。  「白人は、うまいことをいってインディアンを騙した。インディアンの戦士を  金で雇って戦わせている。また、うまくごまかして地上の富をかき集めている。」  悪党ながら、マグワの言葉には真実味があります。  作者クーパーの主張も、案外この言葉の中にあるのではないでしょうか。  ところで、クーパーは「アメリカ小説の父」とも言われています。  しかし、日本ではあまり読まれません。代表作の「モヒカン」も品切れです。  ちなみに「モヒカン」は、全5巻の「レザーストッキング物語」の第2部です。  第1部は「開拓者」。岩波文庫では上巻 が品切れ。下巻だけ売ってどうするの?  確かにクーパーの文体は、回りくどくて分かりづらい部分があります。   だからこそ、分かりやすい新訳を出してほしい。内容は面白いのだから。  ちなみに、映画「ラスト・オブ・モヒカン」は、ブルーレイで出ています。  見てみたいです。
ラスト・オブ・モヒカン ディレクターズカット [Blu-ray]

ラスト・オブ・モヒカン ディレクターズカット [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: Blu-ray
 さいごに。(朝の楽しみ)  娘が夏休みになったので、ラジオ体操の前に、町内1周のマラソンをしています。  マラソンといっても10分ほどですが、娘と一緒に走るのはとても楽しいです。

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