【あらすじ】
祖父から古書店を継いだ直史は、超美形で博識な常連の大学院生・聡真に助けられながら慣れない仕事をこなしていた。根っからの本の虫で世間ズレした自分を、馬鹿にせず優しく受け止めてくれる聡真に次第に惹かれていく直史。しかしある日、酔うとキス魔になる癖が出てうっかり聡真を挑発してしまう。そのうえ「そんなことをしたら止まらなくなりますよ」と逆に聡真に追い詰められ、経験したことのない快感を教えられてしまい…!?年下完璧王子×鈍感古書店主の溺愛ロマンス。(角川ルビー文庫・角川書店より) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 作品お気に入り度 ★★★☆☆ 挿絵お気に入り度 ★★★☆☆ 感想。。。 間之さんの「旦那様は恋人を拾う」がとても良かったので、別作品のこの物語も読んでみました。 もちろん細かい設定は違うものの、攻が受に激甘っていうのは変わらないですねー(*^^*) それも聡真がとても誠実なので読んでて好感持てます。 直史が嫌味ない天然さんなので、読んでてついクスって笑いそうにもなるし、なんの下心もなく純粋に聡真に懐く直史の素直さがとても可愛かったです。 しかもそれに対して聡真が“紳士”なんですよねー(*^^*) ギリギリまで我慢してます(笑) でも内面は“策士”でしたが・・・(笑) 直史の従兄弟・文都も聡真の友人・凌も、2人に対してとても良い存在だったし、(この2人でスピンオフ出来そうだったけれど^^)冷徹な印象で登場してきた聡真の兄も結果的にそこまで嫌なヤツでもなかったし。 皆んな良い人で、ちょっとした問題が起こるものの全体的に安心して読めるBLでした^^ 六芦かえでさんのイラストもこのほんわかさにピッタリ。 ほっこりしたい時には間之さんの作品は絶対オススメです^^ あともう一作の既刊本も読んでみようかな。