万城目学の作品を読むのは3作品目なのですが、 すべてこういう奇想天外なのですか? ファンタジーでもホラーでもない、なんでしょう? とにかく、引き込まれます。 児童文学っぽくもあるような、大人が昔を懐かしむような。 ちょっとほろっとくるので、終盤は電車の中で危なかったです。 鹿男あをによしを読んだ人はあれ!?っとちょっとうれしいサービスがあります。 いつもこういう系(鹿男の鹿や有頂天家族のたぬきやオーデュボンのかかし)に ついていけるのかと読む前にフアンになってしまうのですが、 本が面白ければ私には問題ないのではと思い始めています。 こういうちょっとせつなくて心が温かくなるような作品、大好きです。
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