■ヒトコト感想
上巻では見事に復帰戦をかざったカシアス内藤。そこから韓国で試合をするまでが描かれているのだが…。ボクシングの興行を開催するのはとてつもなく大変なことだということがわかった。カシアス内藤を移籍させるにしても金が必要。その後のマネージメント契約にも細かな条件をつけ、最後には金の話になる。ファイトマネーについても、少ないところからさらに経費が引かれる。
どれだけ良い試合をしたとしても、それだけで生活費が賄えるほどはもらえない。ボクサーの過酷な状況と、契約社会の厳しさを感じさせられる。作者のカシアス内藤に対する強い思いから発せられるイライラというのも納得できる。結果論だが、ボクサーの過酷さを考えると、本作の結末でよかったのではないかと思えてしまう。
■ストーリー
偶然によって出会ったいくつかの情熱が、一つの目的に向かって疾走する。東洋タイトル戦の実現に奔走する“私"。だが、生活のためにはトレーニングを犠牲にしなければならないボクサー、対立する老トレーナー。絶望と亀裂を乗り越えて、最後に彼らの見たものは……。一つの夢をともにした男たちの情熱と苦闘のドラマを“私ノンフィクション"の手法で描く第一回新田次郎文学賞受賞作。
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上巻では見事に復帰戦をかざったカシアス内藤。そこから韓国で試合をするまでが描かれているのだが…。ボクシングの興行を開催するのはとてつもなく大変なことだということがわかった。カシアス内藤を移籍させるにしても金が必要。その後のマネージメント契約にも細かな条件をつけ、最後には金の話になる。ファイトマネーについても、少ないところからさらに経費が引かれる。
どれだけ良い試合をしたとしても、それだけで生活費が賄えるほどはもらえない。ボクサーの過酷な状況と、契約社会の厳しさを感じさせられる。作者のカシアス内藤に対する強い思いから発せられるイライラというのも納得できる。結果論だが、ボクサーの過酷さを考えると、本作の結末でよかったのではないかと思えてしまう。
■ストーリー
偶然によって出会ったいくつかの情熱が、一つの目的に向かって疾走する。東洋タイトル戦の実現に奔走する“私"。だが、生活のためにはトレーニングを犠牲にしなければならないボクサー、対立する老トレーナー。絶望と亀裂を乗り越えて、最後に彼らの見たものは……。一つの夢をともにした男たちの情熱と苦闘のドラマを“私ノンフィクション"の手法で描く第一回新田次郎文学賞受賞作。
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