あらすじ
こどももおとなも人生はハプニングづくし。東京・世田谷線沿線を舞台に描く、
ささやかな変化と希望の物語8編。『笑う招き猫』の著者による、
待望の小説すばる新人賞受賞後第一作。
(amazonより)
まさしく日常を描いた作品でした。
私は散歩代行会社の人とプレゼンを抜け出して
逃げた犬を探す「コーヒーブレイク」という作品が一番印象に残りました。
短編集ですが、少しずつ話がつながっているところも面白かったです。
山本さんの小説は日常生活の中に
ちょっとだけインパクトのあることを書くのもうまいんだなぁと思います。
あくまでも日常生活の中で浮かない程度のインパクトという点が巧みだなぁと(笑)