サボリ中に3冊読み終えましたー 出版社が書いている紹介文で済ませたいと思います(^_^;) 「関税品はありませんか?」 ことの起こりは、仲間の一人が伯父の遺産としてヨットを譲り受けたことだった。 当初はそのヨットを遊覧旅行に使おうと考えただけだったが、彼らには野心があった。 労せずして多額の金をつかむ巧妙な犯罪計画ができ上ったのだ。 ヨットを使ったライン河の遊覧旅行をよそおい、その裏では税関の目をかすめて高額のスイス製時計を密輸入する――計画は成功裡に終わるかに見えた。 だが、彼らの許に一通の脅迫状が舞いこんだ時、大胆緻密な犯罪は全く意外な方向へと……! 名警部フレンチが警視となって登場する巨匠得意の倒叙ミステリ。 改訳決定版! 「殺人者はへまをする」 殺人者がへまをするのか? それとも名探偵の推理がすぐれているのか? これはおなじみフレンチ警視を主人公にした二十三の短編集。 第一部「二重の物語」では、前半において犯人の側からの完全犯罪計画を描き、後半でフレンチの推理と操作を描く。 一つの犯罪の表と裏を示して読者になまなましいスリルと現実感をあたえる倒叙推理小説の粋を収め、第二部「単独の物語」は、フレンチの口から、犯罪とその解決をきく十一編の物語。 Ⅰ 二重の物語 1 古い銃 2 絶壁の道 3 かかった電話 4 下のアパート 5 軍用トラック 6 病弱な大佐 7 隠された軽機関銃 8 狩猟舞踏会 9 貪欲な金貸し 10 夜の訪問者 11 熱心な兎飼い 12 酒屋の隠居 Ⅱ 単独の物語 13 国防市民軍の塹壕 14 劇作家の原稿 15 石灰岩採石場 16 Lの形の部屋 17 盗まれた手榴弾 18 交替信号手 19 燃える納屋 20 弁護士の休日 21 旋回した帆桁 22 炉辺の登山家 23 待っていた自動車 「ホワイトストーンズ荘の怪事件」 遺産目当てに殺されそうだ、と訴える老夫人。 そこで、はるばるロンドンからヴェテランの看護婦が呼ばれることになった。 ところが、屋敷に到着する前、乗換え駅で、彼女は何者かの手で毒殺されてしまった。 そして、さらに……!? 連続殺人の謎を追う警部の捜査。 事件は二転三転しながら、意外な結末を迎える。 第一線の作家が連作した話題の推理長編。 プロローグ ジョン・チャンスラー 第一章 ドロシー・L・セイヤーズ 第二章 フリーマン・ウィルズ・クロフツ(F・W・クロフツ) 第三章 ヴァレンタイン・ウィリアムズ 第四章 F・テニスン・ジェス 第五章 アントニー・アームストロング 第六章 デイヴィッド・ヒューム 連作推理小説って初めてですが、なかなか面白かったです。 本編よりも次の筆者や読者に宛てた作者ノートが面白かったというか(^_^;) 作者各々が、各人の推理で犯人を考えて書いているのが何とも面白い(^_^;) 作品としての完成度は、一人の作家(もしくは複数の合作)作品のほうが上だと感じるけど、 一作品で6種類の話が読めそうな気がするところが面白いというか…… ハチャメチャになりそうだったからか、プロローグを書くことでまとまりがつくようにされて、 その為に犯人が判っちゃったところが少々問題かもしれないけど面白かったです。 次は「漂う提督」を読みます。 これも連作推理小説です。 目次を見たら最後の章が、「混乱収拾篇」というタイトルになってる(^_^;) 最後を締める人は大変だね(笑) ところで、その後の「予想解決篇」って何だろうか? これで事件解決なのかな?
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