佐伯泰英の『安南から刺客: 新・古着屋総兵衛 第八巻』です。この新シリーズも早いもので、すでに八巻目です。 この新・古着屋シリーズでは、初めて強敵らしい強敵が現れたかと思いきや、実は総兵衛の生まれ故郷安南(今のベトナム)からの刺客であったという話です。ただし、物語の骨子は、三回目を迎える古着大市をいかに成功させるかに重点が置かれています。 鳶沢、池城(いけぐすく)、今坂、柘植の四つの一族を束ねながら、発展を続ける姿は、さしずめ企業合併を重ねながら大きくなっている企業を思い浮かべますが、融和に気を配る総兵衛はさしずめ企業経営者ですね。
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