<内容>
ある日、僕の前に「はるひ」という女の子が現れる。初めて会ったはずなのに、なぜか彼女は僕の名前を知っていてた。「未来を変えるために、助けてほしい」と頼まれた僕は、それから度々彼女の不思議なお願いをきくことになり……。
「ささらシリーズ」第3弾目にして完結編です。主人公は「ささら さや」で赤ん坊だったユウ坊ことユウスケくん。
ゴーストファンタジー?ミステリー?タイムトラベルもの?って感じで分類は難しいけど、あいかわらず加納さんの作品は読後感がすっごく良いです。
ちなみに、前半4話がユウスケがはるひに頼まれて解決した幽霊系事件のお話。で、後半の2話がアンサー編って感じかな。でも、最初「ふたたびはるひのの、はる 前」を読んだとき「えぇ~!!なんで佐々良で女児殺害事件が起きているの??はるひのの、はるの段階で回避したんじゃないの?? 」ってすっごく不思議でした。でも後編を読んで納得。そうきますか~って感じでした。
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