面白そうなので買ってきた。
巻頭随筆は鈴木孝夫「日本語を世界に普及させよう。」
言語学とはどのような学問か。日本語のしくみに自覚的であることの必要性が、日本語の「嘘」と英語の“lie"との違いから説かれ、
「外国語が出来るようになる秘訣の一つは、何よりも自分の言語である日本語を、このように意識的に反省し、そのしくみを自覚することであり、これが今後の日本語学の実用的な主目的となるだろう。」と記される。
1997年発行というから、もう16年も前の雑誌だ。
「寄稿した先生方もさぞかしお年を・・」などと考えてしまう。
イアン・アーシー「ニッポンのお役所ことば」など面白そうである。
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