『感情心理学・入門』
大平英樹(心理学)
有斐閣アルマ(2010)
日本感情心理学会
ISRE International Society for Research on Emotions
情動emotion、ムードmood、フィーリングfeeling
快感情と関係が深いのは腹側線条体
ダマシオ:
進化の過程では、脳のない生物は存在したが、
脳や心があって身体のない生物は存在しなかった。
ラッセル:
情動、ムード、その他のあらゆる感情的な事象は、
単によい気分、悪い気分として体験される。
コスミデスとトゥービー:
感情とは、適応課題を解決するため、
個別の心のモジュールをコーディネートする上位プログラムである。
戸田正直:
感情は野生環境の特徴に適合した適応行動システムとして、
高度の合理性をもったものであるということができる。
バック:
適切なレベルの感情表出が効果的な感情能力の獲得につながる。
ペネベーカー:
自分の感情を書いてみる。すると、心身ともに健康になる。
サロベイ:
自分の感情が察知でき、感情的エネルギーをもち、
自分の感情をコントロールできる能力を情動知能という。
☆☆☆☆☆
わかりやすく整理された教科書。
・今日の一言(本文より)
ジェームズ:悲しいから泣くのではない、泣くから悲しいのだ。
We do not cry because we are sad, we are sad because we cry.
不是为悲哀而哭泣,是为了哭泣而悲哀。
슬프기 때문에 우는 것이 아니라 울기 때문에 슬픈 것이다.
↧
感情心理学・入門(有斐閣アルマ)
↧