『無量寿経講話』
増谷文雄(宗教学、仏教学)
講談社学術文庫(2002)
経典の翻訳は皇帝の保護のもとに国の仕事として行われた
チベットには49願を説くものもある
『無量寿経』は本願の書
『観無量寿経』念仏の書
『阿弥陀経』浄土の書
浄土宗では十劫正覚の弥陀
浄土真宗では久遠の弥陀
第十八願は王本願。
もしこの願がなかったら、他のさまざまな願は、すべて得るべくもないから
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経典成立の背景の話が多い。
もう少し内容解説が欲しいと思った。
・今日の一言(本文より)
十方眾生至心信樂。欲生我國乃至十念。若不生者不取正覺。
もし十万の衆生が心をこめて信心歓喜し、わが浄土に往生しようと思い、念仏することわずか十念のものまでが、もし往生できぬようであったならば、私は正覚をとらない。
시방 세계의 중생들이 나의 명호를 듣고나서 지극심으로 믿고 즐겨 자신이 소유한 선근을 한 마음으로 회향하여 내국토에 나길 원하고 내지는 열번 생각하여 만약 왕생하지 못하면 정각을 취하지 않으리.
Suppose there are sentient beings that, with earnest faith and delight, wish to reborn in my land, even if by only thinking ten thoughts. If they should fail to be reborn there, I would not attain the perfect enlightenment.
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無量寿経講話(講談社学術文庫)
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