家に溜まっている未読本を片付けるシリーズ。
薄いやつからです。
いわゆる中央アジアの歴史を概観している本。
記述内容は「歴史」に限定されていて、どのような民族がいて、どのような王朝ができたかということをずらずらと書いてあります。
中央アジアの歴史に関する本は何冊か読んだことがあって、ウズベキスタンにも行ったことがあるので何とかついて行けましたが、地名や主要な王朝、民族が分かっていないと相当つらい感じです。
著者は内陸アジア史、ウイグル民族史を専門にしていると言うことで、中央アジアのテュルク化をもたらしたウイグルの西遷と定住化については詳しく書いてありました。
また、チベット仏教のモンゴルへの伝播の経緯も詳しく書いてあったのですが、このあたりは難しくてよく分かりませんでした。
行ったことないですし。
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