おはようございます。 今回はいよいよ佳境を迎えたダヴィンチコードの下巻のお話。 [あらすじ] 物語の舞台はイギリスへ。ラングドンとソフィーは『聖盃』の謎を解き明かし、長い歴史の中で封印されてきたものを解き明かす事ができるのだろうか?そして、二人の潔白の証明と謎のベールに包まれた「導師」との対決は…? …といったところ。見どころ満載と言った感じです。 [下巻の感想] 上巻では『黄金比』、中巻では『最後の晩餐』に興味を持ちました。下巻ではストーリーに真実味を持たせるどんな仕掛けが用意されているのか…?と楽しみにしていましたが、ここまで来ると本編の流れが中心。レオナルド・ダ・ヴィンチにまつわる謎で私が興味をそそられるものは登場しませんでした。 もちろん、物語は面白かったです。息もつかせぬ展開といったところでしょうか。 特に「あの人」が聖杯への野心を少しずつ露にしていく様子が面白さをかきたてます。ラングドンとソフィーの聡明なコンビが「なぜそれに気づかない」のか? 読みながら思わず「気をつけろ!」と声を出してしまったらしく、それを聞いていた嫁は「何に?」と真顔で返してきました。恥ずかしい…。 [読書スタイルの変化] それにしてもインターネット時代に入り、読書のスタイルが変わってきたなと。 パソコンの前で読書をしているとストーリーに出てきた気になった事をすぐに検索して本を読みながらにして確認していく事ができるという事。 みなさんは普通に行っていたでしょうが私は今回初めて気付きました。 以前は本を読んで「気になった事」があれば… ・その道に詳しい人に聞くか? ・それとも比較的大きな書店や図書館に行って調べてみるか? 上記の2択が王道でしょう。 学生であれば学校の図書館を自由に使って調べ物もできますが…大人になると限られます。悩みは調べる時間がない!ということ。 気になった事も時がたつにつれ忘却の彼方へと消え去っていき、やがてその疑問すらも忘れているという始末。 ところが世はインターネット全盛の時代。 疑問があれば検索で大抵の事は解決してしまう時代です。 例えば本書にロスリン礼拝堂の描写が登場します。外観や内部の彫刻の様子が詳しく描写されていますが、西洋の伝統的な教会の作りに疎い私が読んでもイマイチぱっとしません。そこでパソコンで『ロスリン礼拝堂』を検索してみると画像が沢山ヒットします。それを見ながら読み進めていくとラングドンとソフィーの息遣いも目の前に浮かぶようで、文字の中から情景が浮かび上がってくるような感覚に襲われることがあります。 「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」といった言葉が死語になる時代が近づいてきているのかもしれませんね。 それでは今日はこの辺で。 今週も良い1週間が過ごせますように。
↧






