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猫の皮膚病顛末記2

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さて、皮膚科医の妹にステロイドを塗れと言われた猫が、その後どうなったかというと、ひどいふけが出ていた首の後ろと耳の裏側は、まもなく症状が治まった。1週間様子を見て、治らなければ再度ふけを採取して検査してもらう、という治療的診断の予定だったのだが、よくなったので、検査はせずに、もう1週間ステロイドを塗った。結果、首の後ろは、うっすらと毛が生え始めている。もともと、首輪はげになっていた部分には生えてきそうにもないが、今回脱毛した部分は回復しそうだ。

で、結局、うちの猫は何の病気だったのか?私の推測はこうだ。

まず、あごの下の一部が真菌ではげた。その前に黒にきびがひどくなっていたので、何か関係していたのかもしれない。残念なことに獣医にもらった薬があまり効かず、あごの下のハゲが広がった。一時、獣医の指示でカラーをしていたのもよくなかったのかもしれない。薬を止めた時に、ふけがでたことと、周囲に広がっていったことから、検査しなかったけれど、やはり真菌だったのだと思う。

その後、消毒と人間用の抗真菌剤で、漸くあごの下のハゲの進行が止まった。しかし、カラーをはずして、あごの下に薬を塗ったものだから、猫はあごの下の薬が接触する胸の上あたりをなめまくり、その結果、毛が抜けて、Tシャツの襟のように、首のはげが広がった。私は、これを首にも真菌が広がったと誤解したものだから、首輪ハゲの部分全体に予防的に抗真菌剤(期限切れのローションタイプ)を塗った。

そうしたら、首輪ハゲの部分が、この抗真菌剤にかぶれてしまった。そして、ひどい湿疹となり、この時点で、首の後ろのふけを検査。湿疹だから、真菌はいない。そして、ステロイドで治癒。教訓:人間の皮膚科医はあてになる。メールで送った写真をみて、湿疹みたいに見える、と言った妹に感謝。


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