2014年2月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:1148ページ
ナイス数:76ナイス
Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2014年 2/13号 [雑誌]の感想
天真爛漫な明るさを持っているようだけど,ちょっとナーバス。素直な子に見えるけど,すごい頑固。強さと脆さの両面を持つ女の子から,この10年以上,目を離すことができませんでした。メダルは手にしなくてもいい,とにかく笑顔でソチから帰ってきてほしい。ずっとそう願っていました。記録には残らずとも,記憶に残る素晴らしい演技を見せてくれたことに,心から感動・感謝です。今後については明言を避けている真央ちゃんですが,私の願いは一つ,幸せな人生を送ってほしい。ただそれだけです。
読了日:2月24日 著者:
松井秀喜のリハビリ125日“戦争”―最年少番記者が見た生ゴジラの喜怒哀楽 (扶桑社新書)の感想
衝撃の手首骨折から復帰までの125日を描いた,軽妙なドキュメントです。「松井選手は,ケガをしたことにより新たな人物像の構築を迫られた」と著者は書きましたが,この見立ては大きくピントを外していると思います。ケガをした松井選手は,単にチームに自分の居場所がなくなることへの危機感を抱いたのでしょう。連続試合出場に関する「その程度だよ,オレの立場なんて」という松井選手自身の発言が,ヤンキースというチームの厳しさを表しています。彼はヤンキースで,少しでも長く戦い続けたかったのでしょう。
読了日:2月24日 著者:久保木善浩
ユーロ崩壊!の感想
ちょっと古い本ですが,共通通貨ユーロについて知りたくて購入しました。通貨発行は極めて重要な国家の主権であり,域内統合のためそれを放棄したPIIGS諸国が陥った泥沼の状況がよくわかりました。高い理想を掲げた「ユーロ」とは,共産主義に並ぶ大規模な社会実験でしたが,共産主義に続いてその失敗がほぼ確定したことが述べられています。後半は日本経済について論じられています。本書が出たのは野田政権時代ですが,その時点で「アベノミクス」の必要性を見事に指摘しています。アベノミクス成功の暁には,著者は予言者?となるでしょう。
読了日:2月16日 著者:三橋貴明
もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)の感想
掲載されている写真の美しさ,というか上手さがとても印象に残りました。撮影を担当した村上陽子さん,春樹の奥方様ですよね。撮影された時期から推測すると,かなり本格的な機材を使っているように思えますし,そして腕も確かです。構図や絞りの選択など,素人の域を超えているように感じます。春樹の文章よりも,写真に魅入ってしまった一冊でした。個人的には,アイルランドの旅行記をもう少し詳しく読ませてもらいたかったです。
読了日:2月16日 著者:村上春樹
親は知らない就活の鉄則 (朝日新書)の感想
就活中の子供のそばにいる親は,自身がしっかりと「今時の就活」を学び,そして「カネ・コネ・ココロ」のサポートをすることが大切であることが力説されています。特にわかりやすかったのは,p.99~「企業がほしがらない人材とは?」の項。安定・保身志向,ミーハー,福利厚生重視,研修大好き,社会貢献志向,気遣いできない,指示待ち人間・・・そういう人材にならないよう,大学生は3年間をかけて研鑽しなければなりません。何冊かの「親子就活本」を読みましたが,こういう分類をしているものは案外少ないので,とても参考になりました。
読了日:2月16日 著者:常見陽平
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2014年 2/11号 [脱原発の現在地]の感想
特集は「脱原発の現在地」。非常によく書けた記事だった。「この3年間,空気に揺り動かされた熱狂と忘却が繰り返され,原発に関する冷静で建設的な議論を十分にできなかった」とNW誌は書いている。その通りだと思う。脱原発派の動きは積極的だったが,今や「疲れ感が出ている」し,運動が先鋭化し「セクト化」が進んでいるというから,もはや手の付けようがない。東京都知事選で細川・小泉コンビが惨敗を喫したのも,当然の結果だったのだろうか。震災後,これで日本は「変わる」と思ったが,やはり変われなかった。その現実が,ここにもある。
読了日:2月10日 著者:
親子就活 親の悩み、子どものホンネ (アスキー新書)の感想
親向けの「就活本」ですが,大学生や新卒者と関わるすべての大人が読むべき良書です。帯にある「『お前の好きなようにしたらいい』(という言葉を子供にかけること)はやさしさか?」という問いかけに,本書が示すひとつの核があります。子供の就活において親(大人)ができることは,突き放したり,ましてや過干渉したりするのではなく,子供の話しを聞いて本音を引き出し,考えていることを理解して尊重し,押し付けにならないよう慎重にアドバイスを与えてゆくことだと思います。そのためには,親自身が「今時の就活」を学ぶことが必要です。
読了日:2月9日 著者:中村昭典
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2014年 2/4号 [ソチ五輪とテロ ロシア厳戒の祭典]の感想
特集はロシア。ソチ五輪が厳戒態勢下で開幕するが,プーチンはテロを防ぐことができるのだろうか。テロも心配だが,開幕まで1週間を切る今でも競技場の工事が行われているのも気がかり。テレビに映る聖火台は,まだ未完成のように見えたが・・・ 特集以外で印象深かったのは「3Dプリンタで部屋を『印刷』したら」という記事。巨大な3Dプリンターは現時点では極めて高価だが,そのうちリーズナブルな価格へと落ち着くだろう。そうなれば,「3Dプリンタで街づくり」という時代が到来すると,私は確信している。
読了日:2月5日 著者:
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2014年 1/28号 [劇場化する靖国問題]の感想
特集は「劇場化する靖国問題」。日本の首相は,外野の騒音に惑わされることなく,やるべきことを粛々とやれば良いだけのことだと,私はいつも思う。香港人のコラムニストも論じているように,日本が仮に,戦争での行為を大いに謝罪し,尖閣や竹島の領有権を放棄し,自虐史観の教科書を復活させたとしても,中韓は決して反日的行為をやめない。「特ア」とはそういう国々であることを,日本人はもっともっと知るべきだろう。日本政府には,「靖国問題」をむしろこちら側から有効な外交的切り札としてしまうぐらいの胆力が求められるのではないか。
読了日:2月2日 著者:
これで書く力がぐんぐんのびる!!―作文がもっと楽しくなるおもしろアイデアたっぷり問題にチャレンジ!!の感想
意外な良書です。子供の「書く力」を向上させるための指導方法を示した本ですが,良い文章を書くためのエッセンスが随所に散りばめられています。当たり前だけど,当たり前すぎて忘れかけていたことがズバリ指摘されているので,ある意味では大人にとっても読み応えのある一冊です。本書で紹介されている「コボちゃん作文」や「ロダン作文」は,かなり効果的な手法だと思います。国語はすべての学問に通じます。著者が主宰されているような「国語教室」が学習塾のように世に広まらないことは残念であり,そこにこの国の教育の危機を感じます。
読了日:2月1日 著者:工藤順一,国語専科教室
Slugger (スラッガー) 2014年 04月号 [雑誌]の感想
特集は「未来予想図」。MLBはFAで豪快に戦力補強するイメージが強いが,実はマイナー組織が充実していて,数年後のオーダーを想定しながらチームを運営している。そのスケールの大きさに改めて脱帽。巻頭特集は田中将大。MLB関係者によると,彼のポジションは先発2~4番手。妥当な評価だと思う。大型契約を勝ち取ってしまったことによる風当たりが強くなるだろうが,それは彼が選んだ道。頑張ってもらいたいが,私は田中がダルビッシュ以上の活躍をするとは思っていない。・・・というか,今年はダルビッシュの大活躍に期待している。
読了日:2月1日 著者:
読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:1148ページ
ナイス数:76ナイス
Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2014年 2/13号 [雑誌]の感想天真爛漫な明るさを持っているようだけど,ちょっとナーバス。素直な子に見えるけど,すごい頑固。強さと脆さの両面を持つ女の子から,この10年以上,目を離すことができませんでした。メダルは手にしなくてもいい,とにかく笑顔でソチから帰ってきてほしい。ずっとそう願っていました。記録には残らずとも,記憶に残る素晴らしい演技を見せてくれたことに,心から感動・感謝です。今後については明言を避けている真央ちゃんですが,私の願いは一つ,幸せな人生を送ってほしい。ただそれだけです。
読了日:2月24日 著者:
松井秀喜のリハビリ125日“戦争”―最年少番記者が見た生ゴジラの喜怒哀楽 (扶桑社新書)の感想衝撃の手首骨折から復帰までの125日を描いた,軽妙なドキュメントです。「松井選手は,ケガをしたことにより新たな人物像の構築を迫られた」と著者は書きましたが,この見立ては大きくピントを外していると思います。ケガをした松井選手は,単にチームに自分の居場所がなくなることへの危機感を抱いたのでしょう。連続試合出場に関する「その程度だよ,オレの立場なんて」という松井選手自身の発言が,ヤンキースというチームの厳しさを表しています。彼はヤンキースで,少しでも長く戦い続けたかったのでしょう。
読了日:2月24日 著者:久保木善浩
ユーロ崩壊!の感想ちょっと古い本ですが,共通通貨ユーロについて知りたくて購入しました。通貨発行は極めて重要な国家の主権であり,域内統合のためそれを放棄したPIIGS諸国が陥った泥沼の状況がよくわかりました。高い理想を掲げた「ユーロ」とは,共産主義に並ぶ大規模な社会実験でしたが,共産主義に続いてその失敗がほぼ確定したことが述べられています。後半は日本経済について論じられています。本書が出たのは野田政権時代ですが,その時点で「アベノミクス」の必要性を見事に指摘しています。アベノミクス成功の暁には,著者は予言者?となるでしょう。
読了日:2月16日 著者:三橋貴明
もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)の感想掲載されている写真の美しさ,というか上手さがとても印象に残りました。撮影を担当した村上陽子さん,春樹の奥方様ですよね。撮影された時期から推測すると,かなり本格的な機材を使っているように思えますし,そして腕も確かです。構図や絞りの選択など,素人の域を超えているように感じます。春樹の文章よりも,写真に魅入ってしまった一冊でした。個人的には,アイルランドの旅行記をもう少し詳しく読ませてもらいたかったです。
読了日:2月16日 著者:村上春樹
親は知らない就活の鉄則 (朝日新書)の感想就活中の子供のそばにいる親は,自身がしっかりと「今時の就活」を学び,そして「カネ・コネ・ココロ」のサポートをすることが大切であることが力説されています。特にわかりやすかったのは,p.99~「企業がほしがらない人材とは?」の項。安定・保身志向,ミーハー,福利厚生重視,研修大好き,社会貢献志向,気遣いできない,指示待ち人間・・・そういう人材にならないよう,大学生は3年間をかけて研鑽しなければなりません。何冊かの「親子就活本」を読みましたが,こういう分類をしているものは案外少ないので,とても参考になりました。
読了日:2月16日 著者:常見陽平
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2014年 2/11号 [脱原発の現在地]の感想特集は「脱原発の現在地」。非常によく書けた記事だった。「この3年間,空気に揺り動かされた熱狂と忘却が繰り返され,原発に関する冷静で建設的な議論を十分にできなかった」とNW誌は書いている。その通りだと思う。脱原発派の動きは積極的だったが,今や「疲れ感が出ている」し,運動が先鋭化し「セクト化」が進んでいるというから,もはや手の付けようがない。東京都知事選で細川・小泉コンビが惨敗を喫したのも,当然の結果だったのだろうか。震災後,これで日本は「変わる」と思ったが,やはり変われなかった。その現実が,ここにもある。
読了日:2月10日 著者:
親子就活 親の悩み、子どものホンネ (アスキー新書)の感想親向けの「就活本」ですが,大学生や新卒者と関わるすべての大人が読むべき良書です。帯にある「『お前の好きなようにしたらいい』(という言葉を子供にかけること)はやさしさか?」という問いかけに,本書が示すひとつの核があります。子供の就活において親(大人)ができることは,突き放したり,ましてや過干渉したりするのではなく,子供の話しを聞いて本音を引き出し,考えていることを理解して尊重し,押し付けにならないよう慎重にアドバイスを与えてゆくことだと思います。そのためには,親自身が「今時の就活」を学ぶことが必要です。
読了日:2月9日 著者:中村昭典
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2014年 2/4号 [ソチ五輪とテロ ロシア厳戒の祭典]の感想特集はロシア。ソチ五輪が厳戒態勢下で開幕するが,プーチンはテロを防ぐことができるのだろうか。テロも心配だが,開幕まで1週間を切る今でも競技場の工事が行われているのも気がかり。テレビに映る聖火台は,まだ未完成のように見えたが・・・ 特集以外で印象深かったのは「3Dプリンタで部屋を『印刷』したら」という記事。巨大な3Dプリンターは現時点では極めて高価だが,そのうちリーズナブルな価格へと落ち着くだろう。そうなれば,「3Dプリンタで街づくり」という時代が到来すると,私は確信している。
読了日:2月5日 著者:
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2014年 1/28号 [劇場化する靖国問題]の感想特集は「劇場化する靖国問題」。日本の首相は,外野の騒音に惑わされることなく,やるべきことを粛々とやれば良いだけのことだと,私はいつも思う。香港人のコラムニストも論じているように,日本が仮に,戦争での行為を大いに謝罪し,尖閣や竹島の領有権を放棄し,自虐史観の教科書を復活させたとしても,中韓は決して反日的行為をやめない。「特ア」とはそういう国々であることを,日本人はもっともっと知るべきだろう。日本政府には,「靖国問題」をむしろこちら側から有効な外交的切り札としてしまうぐらいの胆力が求められるのではないか。
読了日:2月2日 著者:
これで書く力がぐんぐんのびる!!―作文がもっと楽しくなるおもしろアイデアたっぷり問題にチャレンジ!!の感想意外な良書です。子供の「書く力」を向上させるための指導方法を示した本ですが,良い文章を書くためのエッセンスが随所に散りばめられています。当たり前だけど,当たり前すぎて忘れかけていたことがズバリ指摘されているので,ある意味では大人にとっても読み応えのある一冊です。本書で紹介されている「コボちゃん作文」や「ロダン作文」は,かなり効果的な手法だと思います。国語はすべての学問に通じます。著者が主宰されているような「国語教室」が学習塾のように世に広まらないことは残念であり,そこにこの国の教育の危機を感じます。
読了日:2月1日 著者:工藤順一,国語専科教室
Slugger (スラッガー) 2014年 04月号 [雑誌]の感想特集は「未来予想図」。MLBはFAで豪快に戦力補強するイメージが強いが,実はマイナー組織が充実していて,数年後のオーダーを想定しながらチームを運営している。そのスケールの大きさに改めて脱帽。巻頭特集は田中将大。MLB関係者によると,彼のポジションは先発2~4番手。妥当な評価だと思う。大型契約を勝ち取ってしまったことによる風当たりが強くなるだろうが,それは彼が選んだ道。頑張ってもらいたいが,私は田中がダルビッシュ以上の活躍をするとは思っていない。・・・というか,今年はダルビッシュの大活躍に期待している。
読了日:2月1日 著者:
読書メーター




