■作:リン・グレアム
■訳:有光美穂子
■★☆☆☆☆
<概要>
モリーはたった一日だけの花嫁だった。
挙式したまさにその夜、夫となったショルト・クリスタルディは
泣きすがるモリーを振り切り、パンドラという女性のもとに駆けつけた。
金融業界のトップの座にあり、社交界のスターでもあったショルトは、
結婚式の翌朝パンドラの家から出てくるところを新聞にスクープされ、
大騒動となった。あのとき、十九歳だったモリーは逃げ去り、
一言も話し合うことなく二人の結婚は解消された。
すべては過去のこと。モリーの心には憎しみが残った・・・・・はずだった。
ところが四年後、思わぬことから二人は運命の再会をし、一夜を共にした。
彼の心は依然としてパンドラのものなのに、
パンドラとは結婚できないおぞましい秘密があるのだ。
モリーは再び罠にかかったように、底なし沼に落ち込んでいった。
<感想>
羞恥心を隠すためかプライドか・・・ベッドを共にし、ヴァージンを奪った直後の
ヒーローの言葉と態度が最低だね。
自分のものになるはずだった初夜を他の男に譲る気はないとか、いとこを傷つけたとか・・・
結婚式翌日の大騒動はヒーローいとこが招いたことであり、初夜をぶち壊すような
嫌がらせをしたのもヒーローいとこなのに。
それを全てヒロインのせいにして『復讐』とは横暴の極み。
えw
そこは『下衆の極みっ!!( *・`ω・)キッ』ってかw?
ヒロインも最初こそ抵抗を試みたけれど、ヒーローの誘惑に抗えるだけの性的スキルは持ち合わせてなかったw
意図も容易くヴァージンを奪われ、それが『復讐』の為だと告げられてどれほどショックだったことか?
一方ヒーローは、再会してみて、やはりヒロインが欲しいと言う思いは未だ冷めていなかったことに気づき、ヒロイン奪還の為に動く。
その為の手段としてヒーローがとった行動は決して褒められたものではないけれど、話を聞こうとしない(復讐で抱いたと言われて益々防壁が強固にw)ヒロイン相手ではそれも已む無し・・・w?
最初のセックスで避妊措置を取らなかったヒーローは、ヒロインの妊娠の可能性を
強く意識し、それが現実味を帯びてくると子供をダシにヒロインを繋ぎとめて置ける
かもしれないと、そんな僅かな希望にすら縋りつくほどヒロインを・・・・・愛していたとはw!!
4年前に二人が率直に話し合える関係をちゃんと築いていたなら、婚姻が解消されることはなかったろうにねw
言葉足らずと我慢が招いた不運だったのかもね。
この作品はコミックスも読んだけど、割愛と多少のストーリー変更は仕方ないとしても、原作でのヒロインの憶測を採用している点が納得できん。
兄妹と従兄妹では話がまったく違ってくるからね。
コミックスは原作以上に読むに値しないわww
2011年8月5日発行
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一夜だけの花嫁
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