- 作者: 星 新一
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/09/25
- メディア: 文庫
あらすじ
青年の部屋に美女が出現した、となりの女子大生の部屋には死んだはずの父親が。触ることのできない幻があちこちで目撃される。現象は広がり、モナリザや
ヒットラー、さまざまな動物、怪物、札束も出現。人々の夢が幻となって現れているのだ。みんながみんな、自分の夢をつれて歩き出した。やがて、世界は夢で
あふれかえり、そして―。平和な日常にそっと潜む、小さな乱流の種。皮肉でユーモラスな短編12編を収録。
(amazonより)
夏の文庫フェアで衝動買いした本です(笑)
可愛い童話のような話なのにシュールな展開もあり
大人も子供も読める短篇集だなと思いました。
少ない文字数で磨きぬかれているからこそ考える余地を持たせてくれる本だった気がします。
読みだすと止まらないのが不思議です。